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登録日:2010/08/02 (月) 23 05 36 更新日:2024/02/20 Tue 07 51 38NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 …ではないでしょうか くのいちホイホイ リザードン 主人公 兄より優れた弟など存在する ←兄も優秀だがな! 十文字槍 天然 意地 戦国無双 斉藤佑佳 日の本一の兵 武士 死地へようこそ 流石だ幸村 漢 熱血 爽やか 爽やか ←爽やかに義の世を築こう! 真田幸村 真面目 稲姫は義姉 紅 義 義トリオ 草尾毅 赤 武士の生き様、示すは今! CV 草尾毅(青年期以降)、斉藤佑佳(少年期)(*1) 得意属性:紅蓮 武器:十文字槍 成長タイプ:チャージ攻撃 戦国無双に登場する武将。 シリーズの主人公格であり、シリーズを通してパッケージを飾っている。 無双OROCHIでは真・三國無双の主人公格である趙雲とOPで共演している。 無双奥義発動時の奥義文字は↓ 無双奥義:勇 無双秘奥義:焔 基本的には真紅の鎧に身を包み頭には家紋である六文銭が描かれた鉢巻き、という姿である。 無印での隠しコスは朱塗鹿角脇立鎧。 余談だが、この衣装だと素早さが下がるが、防御力が上がる設定になっている。 性格は熱血・真面目という言葉がとてもよく似合うシリーズ屈指の漢。 一人称は私。 主君である武田信玄を「お館様」と慕っている。 この設定は戦国無双オリジナル。 歴史上では実際に信玄に仕えたのは父・昌幸であり、幸村が幼少の時に信玄は病没している。 だがしかし、後に発売されたカプコンの某戦国ゲームでも幸村と武田信玄の師弟関係が同じくされている為、そのゲームは無双の模倣だとされている大きな理由の一つにもなっている。 ※ちなみにカプコンの某戦国ゲームの開発スタッフ自ら、その設定は無双を参考にしたとぶっちゃけている。 【アクション】 テンポの良い通常攻撃、切り込みに使えるC1、敵を空中に打ち上げて自分も空中で斬りつけてから地面に叩きつけるC2、ガード崩しでコンボの起点になるC3、連続で突いてから薙払うC4など、集団・タイマン問わず安定して戦いやすい。 2猛将伝以降は高威力のC5、3以降は無双奥義・皆伝の登場で武将戦での決定打も増えた。 総じて扱いやすく、素人にも玄人にもオススメ。 【シリーズでの活躍】 戦国無双 武田家の将として川中島の戦いより戦国の世に身を投じるが、三方ヶ原の戦いにて服部半蔵に信玄を暗殺されてしまう。 武田家滅亡後も徳川家との戦いを続けるが多勢に無勢、遂には追い詰められ大阪夏の陣で最後の意地を見せる。このムービーエンドは評価が高い。 馬鹿な、奴は不死身か…!? 幸村殿!首級(みしるし)頂戴!! あっぱれ…真田は日の本一の兵なり…! ちなみに2周目以降になるが、信玄を救うことも可能。ただしEDは信玄EDの使い回し。 …なお、この当時の幸村はお館様こと信玄・身内に近しいくのいち・シナリオの流れで友誼を結んだり恩義を受けた武将(前田慶次など)以外には若者らしく(?)無礼な口の利き方をしており、 お館様の宿敵である上杉謙信には「謙信」や「貴様」呼びかつ常時吐き捨てるような物言いだし、織田信長や徳川家康相手にも同様の喋り方という血気に逸る若者感が強かった。 戦国無双2 前作では無礼な若者感丸出しな幸村であったが、口調が大きく改められた事で真面目で真っ直ぐな青年にキャラチェンジ。 無双演舞は長篠の戦いで武田軍壊滅かつ自身は死にかけという状態から、織田・徳川連合側にいた前田慶次に助けられる所で物語は始まる。 武田家崩壊後は豊臣に仕え、石田三成、直江兼続と出会い、彼らとの友情に生きていく。「義、ではないでしょうか」 外伝は関ヶ原の戦いに乱入し、西軍として三成と共に東軍と戦う。 長篠の戦いから始めた理由は「もののふの世界」を失った幸村の弱さと脆さを描いている。と、制作スタッフは語っている。 なお、本作では大坂の陣で家康を討ち、豊臣を勝利に導いてしまう。そして慶次との最後の一騎打ちへ… ありがとう、慶次殿。あなたの教えがなければ、殺してしまうところだった… 心の中の大事なものを… そうかい… 戦国無双3 武田家の武将として徳川家との戦いから始まる。 信玄亡き後は伊達政宗、雑賀孫市、直江兼続、前田慶次ら(慶次曰く「馬鹿共五人」)と共に徳川家と戦い、豊臣に仕え、武士の生き様を示していく。 3では絆をテーマに描いている為か、兄・信之(モブ)の妻である稲姫との絡みが多い。不倫疑惑。 そして朴念仁。 最終話・大阪の陣の単騎特攻とEDは中の人の熱演と最高のタイミングで流れるBGM「勝機」等が相まって評価が高い。 「豊臣の命数は尽きたと言っている中で勝機とは」というツッコミは野暮ってもんだ 家康公を討っても、天下は変わるまい。なれど… この一戦に、私の信念を刻み込むことはできよう! 我こそは真田幸村! 死にたくなくば道をあけよ!! その鬼気迫る姿は、対峙した松平忠直も「おっかねぇ…やつは鬼だ…!」と戦慄するほどの凄まじさ。 なんと!ここまで単騎で突破したというのか…! 真田幸村、世に生き様を示すため、あなたを討つ! 家康公、ご覚悟!!! 戦国無双4 ようやくPC化した兄・信之と共に、武田軍の一員として槍を振るう。 ちなみに3と4の間に登場した藤堂高虎は「青い服、徳川方、氷属性、クールな性格」と彼と遂になるようなデザインとなっている。 信玄が没し、織田軍によって武田家が滅んだ後は、前田慶次や直江兼続、石田三成と親交を深め、友情に生き、武士の生き様を示すため戦う。 秀吉の没後、三成と徳川家康が対立した際に西軍に付くか東軍に付くかで兄と意見が対立、結果兄とは決別することとなった。 三成が敗北した後の戦後処理で、兄と義姉の嘆願によって助命されるものの、意地を貫くために大坂の陣で豊臣方に付く。 幸村突撃という最高のタイミングで流れるBGM「双桜」は神曲と評されている。 徳川家康!武士の意地に賭けて、あなたを討つ! 真田の生き様、見届けねばなるまい…この命投げ出しても、相手になろうぞ! しかし、命投げ出してもと言っておきながら家康は途中で撤退し、兄・信之との最後の戦いへ… (この日が来ることは知っていた…覚悟は出来ている…!) お前の勝ちだ、幸村… 花と散るは、この幸村の役目なれば…兄上、真田の血を頼みます。 魂は、この幸村が引き受けた!!! 幸村あああぁぁ!! 今作の初回生産分には、初代のコスチュームのDLCが封入されている。 戦国無双・真田丸 もともと戦国無双の主人公のような扱いであったが、大河ドラマの放映もあり彼を始めとした真田家をメインとした作品が作られた。 彼本人は中盤辺りに登場。子供時代の彼を操作するイベントもある。 いつもの青年期を得て大阪の陣では壮年期も実装された。 しかし史実ベースになった為か今までのような義レンジャイや信玄との絡みは減少。 今回はくのいちや新キャラの佐助といった真田の武将、そして茶々(淀殿)との絡みが多い。 常にもののふであらんとする彼が最期に行き着く先は果たして…。 戦国無双5 まさかのリストラ。ついでに高虎もリストラ。 まぁ今回の主人公は信長と光秀であり、この二人が主役の時代、彼は元服すらしてないので致し方ないのだが。 ただし時系列的に存在してそうな父親も存在が抹消されている。 一応叔父の信綱、真輝は登場しているが、長篠の戦いでセリフも無く死亡する。 戦国無双3Empires 謙信のストーリーにて信玄死後、人質としてだが上杉軍入り。 無双OROCHI 技タイプ。蜀の章で登場。 当初は遠呂智軍の流した流言によって趙雲たちを人々を苦しめる亡者と勘違いしており襲いかかってくる(序盤では結構強い)。倒すと非礼を詫び仲間になる。 その後は呉郡の戦いや西涼の戦いで活躍。 特に西涼の戦いでは逃げる民を救うために単身踏みとどまり、獅子奮迅の戦いで敵軍を食い止めた。 EXの威力が凄まじく、その際のセリフも凄まじい。 斧取得 ↓ 真 田 流 奥 義 ! ↓ 相手は死ぬ 空振り時の加速も結構あるため、タイムアタックでよく使われる。 サナダサナダサナダ…と念仏のように唱えながら高速で戦場を突き抜ける姿はまごうことなき武士 無双OROCHI 魔王再臨 戦国の章で信玄と共に序盤に参入する。 正直、無印ほど目立った出番はあまりない。 無印で猛威を振るった真田流奥義も本作ではかなりマイルドになった。 ドラマティックでは趙雲、島津義弘と共に敵中突破を試みる。 無双OROCHI2 速タイプ 平清盛に操られていたが、馬岱らにより解放される。 OP程の活躍は見せないが、序盤加入&実機ムービーは二種類、出番もそこそこと優遇。 陣地会話では義姉弟で天然ぷりを見せてくれた。 無双OROCHI3 前作同様に速タイプ 本作の新要素となる「神格化」に対応した武将の一人で、軍神テュールの化身となる。 神器もテュールの力を持つ「グレイプニル」を使用する。 ストーリー上でも前作同様に序盤で参戦。 さらに、新キャラのペルセウスに対しても「友」として積極的に接するなど、人間側の主役格とも言えるほど目立っている。 我こそはwiki篭り! 死にたくなくば追記・修正せよ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] OVAでは若干人間止めてる。 -- 名無しさん (2014-03-24 13 37 55) 信玄に仕えてる設定とか誰にウケてると思ってるのかね? -- 名無しさん (2014-03-27 00 55 08) ウケ狙いでそんな事するわけねぇだろ -- 名無しさん (2014-03-27 04 12 30) ついに兄貴が参戦したな -- 名無しさん (2014-03-27 06 41 14) 兄貴も優秀な人なんだよ! あと1つ上の世代の兄貴(信綱昌輝)と毛利の長男も -- 名無しさん (2014-03-27 10 24 15) つ~か活躍見れば兄のほうが優秀なんだけどなw -- 名無しさん (2014-03-27 13 45 42) 4の助命嘆願って信之と稲姫というより忠勝の力にしか思えないけど。 -- 名無しさん (2014-04-05 20 25 58) ↑史実だと忠勝だけじゃなく、徳川家臣達が信之の今までの忠節や人徳のおかげで助命を頼んだからある意味では信之と稲姫の力ではある -- 名無しさん (2014-04-12 20 41 21) ↑4 -- 名無しさん (2014-04-18 22 58 53) ↑4 -- 名無しさん (2014-04-18 22 59 11) 戦場以外でのド天然ぶりが激しい -- 名無しさん (2015-07-28 20 02 34) 主役の真田丸もうすぐか…楽しみだな -- 名無しさん (2016-11-11 17 16 50) 無双☆スターズで初めて無双系触れたけど、多くの人から人望や信頼を得られる好漢なんだなと……ホロウとのやり取りはツッコミ入れたくなったが -- 名無しさん (2017-04-11 17 28 37) 無双スターズだと、三成、直虎と合わせて真っ赤だったな -- 名無しさん (2017-06-09 14 38 46) 無双スターズではソフィーからお兄ちゃんになってほしいと言われてしまうウラヤマスィ、尚ミレニアからは絆結んでも魂を狙われる模様 -- 名無しさん (2017-07-16 00 07 57) ↑ソフィーにお兄ちゃん言われるのは幸村じゃなくて趙雲だったような。 -- 名無しさん (2017-07-16 00 18 40) OROCHI2で稲姫に天然の意味を聞いた時の「姉上らしい」という台詞のせいで、実は天然ではないのではという疑いがある気がする。まあ4の流浪演武で言う可能性のある台詞の「天然を演じてた」が天然っぽいので、やはり天然なのだとは思うが -- 名無しさん (2018-04-20 09 19 01) 真田丸での1人無双は燃えた…こっそり裏口から侵入してくるやつに何度かやられたけどw -- 名無しさん (2018-04-20 10 07 36) BASARAのとの違い:テンション -- 名無しさん (2021-05-18 12 29 16) 名前 コメント
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autolink SB/S06-104 カード名:“燃える魂”真田幸村 カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2000 ソウル:1 特徴:《武器》? 【永】他のあなたのカード名に「信玄」?を含むキャラがいるなら、このカードのパワーを+1500。 燃えよ、我が槍、我が魂! レアリティ:PR illust.土林誠 ▼修正内容 【自】 他のあなたのカード名に「信玄」を含むキャラがいるなら、このカードのパワーを+1500。 ↓ 【永】 他のあなたのカード名に「信玄」を含むキャラがいるなら、このカードのパワーを+1500。 ▼修正理由 テキストの誤表記のため、修正いたしました。 ▼カード交換に関して このエラッタカードに関しては、ゲーム進行上致命的な問題は発生しないため、 交換対応は控えさせていただきます。 09/4/9発売の「戦国BASARA BATTLE HEROES」攻略本 封入
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553「夜勤明けに幸村の元気を1/10貰いますね」 お館様「別にいいよ」 555「あまり過ぎてるから2/10ぐらいもらっとけ」 幸村「うう・・・皆に元気を分けて力が出ない・・・」 佐助「旦那!新しい大将餅だ!」 テデデデッテデー 幸村「元気百倍!真田幸村ン!!」 そのお館様ダウト
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炎[幽閉隔絶の女武者]真田幸村 (Sレア) 炎[幽閉隔絶の女武者]真田幸村+ (Sレア) 炎[幽閉隔絶の女武者]真田幸村++ (Sレア) 炎[幽閉隔絶の女武者]真田幸村+3 (Sレア) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 攻2630 防2270 戦力16 攻2720 防2360 戦力16 攻2810 防2450 戦力16 攻2900 防2540 戦力16 スキル:釣瓶撃効果:全属性功/防 大アップ -逆境でも心折れない人質姫-「家康のヤツ、こんな牢獄に閉じ込めるなんてっ!!私をこんな目に遭わせて…いつかお父様と必ず仕返ししてやるわ!」 -逆境でも心折れない人質姫-「家康のヤツ、こんな牢獄に閉じ込めるなんてっ!!家康め、敗者を徹底的に痛めつける気ね……悔しい…許さないっ!!」 -逆境でも心折れない人質姫-「家康のヤツ、こんな牢獄に閉じ込めるなんてっ!!でもどんな時も私はくじけない。私が屈するなんて思わないことね!」 -逆境でも心折れない人質姫-「家康のヤツ、こんな牢獄に閉じ込めるなんてっ!!え?お父様が亡くなった……!?そんなのウソでしょ!だまされないわ!!」 売却価格 貫 売却価格 貫 売却価格 貫 売却価格 貫 炎[幽閉隔絶の女武者]真田幸村+4 (Sレア) 炎[幽閉隔絶の女武者]真田幸村+5 (Sレア) 炎[幽閉隔絶の女武者]真田幸村+6 (Sレア) 炎[幽閉隔絶の女武者]真田幸村+7 (Sレア) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 攻2990 防2630 戦力16 攻3080 防2720 戦力16 攻3170 防2810 戦力16 攻3160 防2900 戦力16 スキル:釣瓶撃効果:全属性功/防 大アップ -逆境でも心折れない人質姫-「家康のヤツ、こんな牢獄に閉じ込めるなんてっ!!私には何をしてもいい……だけど、他の者たちにヒドイ事をしないで!!」 -逆境でも心折れない人質姫-「家康のヤツ、こんな牢獄に閉じ込めるなんてっ!!例え私独りだけになっても、私がお父様や皆の分まで復讐してやる!!」 -逆境でも心折れない人質姫-「家康のヤツ、こんな牢獄に閉じ込めるなんてっ!!いいわ、私は家康を討つ、それだけを誓って耐え抜いてみせる……!!」 -逆境でも心折れない人質姫-「……家康め、ここから出た時を覚えてなさい!!お父様の遺した六文銭の旗印にかけて、必ずお前を討つ!!絶対にッ!!」 売却価格 貫 売却価格 貫 売却価格 貫 売却価格 貫 [求道の女切支丹]高山右近 ← 戻る → [死闘連戦]宮本武蔵
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真田幸村の章・第二話「上田城の戦い」 真田幸村の章・第二話「上田城の戦い」あらすじ 戦況(解説者 直江兼続) 勝敗条件 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 三方ヶ原で 徳川軍を退けた武田軍は西進を再開。 しかし、 京を目の前にして信玄は病没する。 信玄を欠いた武田家は、 織田信長に滅ぼされ その信長もまた本能寺に果てると、 東国は再び戦乱に陥った。 これを 勢力拡大の好機と見てとった家康は、 真田家の居城・上田城に 大挙し攻め寄せる。 この危機に真田軍は援軍を募った。 現れたのは上杉家臣・直江兼続、 そして、 前田慶次率いる若者たちだった。 幸村は 若き勇者と共に徳川軍を迎え撃った。 戦況(解説者 直江兼続) 上杉家より、援軍に参じた直江兼続だ。 戦の前にもう一度作戦の確認をしておこう。 敵は徳川軍。 北条軍をともなって上田城に攻めてきた。 敵は上田城二の丸まで侵入している。 これに真田昌幸殿の秘策に乗じて反撃。 上田城二の丸にいる大久保忠世を 逃がさず殲滅する。 さらに稲姫を倒し、南城下町を奪還。 北条氏康を討って、北条を無力化する! さあ、一気に反撃し、徳川家康を倒すぞ! 我らの思いで、この戦い、勝とう、幸村! 勝敗条件 勝利条件 徳川家康の撃破 敗北条件 真田昌幸の敗走 武将データ 真田軍 備考 徳川軍 獲得 備考 真田昌幸 総大将 徳川家康 なし 総大将 真田幸村 プレイヤー 本多忠勝 装備品 ミッションNo.4の撃破対象撃破効果No.2発動で効果あり 直江兼続 稲姫 装備品 ミッションNo.2の撃破対象 前田慶次 北条氏康 装備品 ミッションNo.3の撃破対象 雑賀孫市 酒井忠次 素材 撃破効果No.1の撃破対象 伊達政宗 井伊直政 素材 真田信之 榊原康政 素材 撃破効果No.3の撃破対象 くのいち 火計開始時に出現 板倉勝重 素材 矢沢頼綱 本多正信 素材 撃破効果No.2の撃破対象 鈴木重則 撃破効果No.1発動で出現 奥平信昌 装備品 大久保忠世 素材 ミッションNo.1の撃破対象 鳥居元忠 巻物 岡部長盛 素材 本多重次 素材 大久保忠隣 素材 平岩親吉 巻物 松平康重 素材 大須賀康高 素材 大道寺政繁 巻物 撃破効果No.4の撃破対象 松田憲秀 素材 イベント シナリオ開始直後、ムービー「本能寺の変」が流れる。 また、あらすじ後、ムービー「上田城の5人」が流れる。 模擬演武として石田三成でプレイした時のみ、 専用のイベントが発生。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 大久保忠世が上田城二の丸から出る前に、大久保忠世を撃破せよ! ステージ開始時、上田城二の丸の壁上に真田軍の伏兵・弓兵部隊が出現発生時、真田軍が南城下町と東城下町へ進軍開始徳川軍前線部隊が南城下町と東城下町に後退開始敵武将一名撃破でくのいちと矢沢頼綱が出現真田軍が火計を開始し、南城下町と東城下町が炎上火計発動後、戸石城の雑賀孫市と伊達政宗と真田信之が進軍開始徳川軍が上田城から後退開始 No.2 稲姫を撃破せよ! 達成後、南東砦北門が開門 No.3 北条氏康を撃破せよ! 達成後、南東砦と徳川本陣がすべて開門真田軍が徳川本陣へ進軍開始南城下町南門と南の関がすべて開門本多忠勝が真田昌幸へ進軍開始 No.4 本多忠勝が真田昌幸に接近する前に、本多忠勝を撃破せよ! 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 開始から3分以内に酒井忠次を撃破 東城下町を制圧するため、鈴木重則が出現 No.2 開始から10分以内に本多正信を撃破 本多忠勝の攻撃力が一定時間低下 No.3 真田軍の詰所の数が6以上の状態で榊原康政を撃破 真田軍全武将の攻撃力が一定時間上昇 No.4 携帯道具が未使用の状態で大道寺政繁を撃破 防具を獲得 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 大盛御飯 当世具足 霊鏡 荒御魂 参 戦草鞋 戦草鞋 霊鏡 荒御魂 陣太鼓 幻朧時計 攻略アドバイス 全撃破効果発動を狙う場合は、ミッショNo.1達成後はミッションNo.2の稲姫を無視し、先に撃破効果No.1→No.4の順にこなすと良い。 ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 三方ヶ原の戦い 上田城の戦い 忍城攻め 沼田城の戦い 大坂の陣
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モブ武将・兵士 PC 前田慶次:汎用 伊達政宗:汎用 真田幸村:汎用 武田信玄:汎用 猿飛佐助:汎用 豊臣秀吉:汎用 竹中半兵衛:汎用 長曾我部元親:汎用 毛利元就:汎用 織田信長:汎用 濃姫:汎用 森蘭丸:汎用 明智光秀:汎用 上杉謙信:汎用 かすが:汎用 前田利家:汎用 まつ:汎用 島津義弘:汎用 本多忠勝:汎用 いつき:汎用 ザビー:汎用 宮本武蔵:汎用 NPC、英雄外伝PC 片倉小十郎:汎用 徳川家康:汎用 浅井長政:汎用 お市:汎用 本願寺顕如:汎用 北条氏政:汎用 今川義元:汎用 英雄外伝NPC 松永久秀:汎用? 汎用テンプレ仮
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武将名 さなだゆきむら 大坂城五人衆 SR真田幸村 真田昌幸の次男。関ヶ原敗戦後、紀伊国九度山に配流されていたが、徳川家との決戦に備える豊臣家からの要請に応えて大坂城に入る。大坂城の弱点である三の丸に「真田丸」を築いて徳川軍を苦しめた。寡兵で勇戦する姿は「真田日本一の兵」と称賛された。「運命よ、道を開けろ…… ここは真田幸村が進む道だ!」 出身地 信濃国(長野県) コスト 3.0 兵種 騎馬隊 能力 武力9 統率6 特技 魅力 寡烈 計略 日本一の兵(ひのもといちのつわもの) 戦場にいる真田家の味方の武力が上がる。対象の味方が自軍の拠点「真田丸」の範囲内にいる場合、さらに武力と城攻撃力が上がる。ただし移動速度が下がる。 必要士気6 Illustration 風間雷太 計略効果 カテゴリ 士気 条件 武力 統率 速度 兵力 効果時間 その他 真田丸 6 - +4 - - - 7.5c(統率依存0.2c) - 真田丸内 +2 (合計+6) - 0.90倍 - 城攻撃力+3~4% 計略発動時の場所を参照し、発動後に出入りしても効果は変わらない。 速度+11%以上、家宝主効果速度(15%)で突撃可能。 (以上3.20A) (最終修正3.20A) 解説 真田家待望の数少ない全体強化持ちの大型武将。 寡烈持ちで統率もそこそこあり、本体スペックはかなり優秀。 特に自城防衛においては武力11前後になっている事は珍しくない。 計略の真田丸内での追加効果は、若干の低速の代わりに武力+6、城攻撃力アップ。 真田丸の範囲内では攻城できないのでは…と一見感じてしまうが、"計略使用時の場所"を参照するので、 攻城を狙う場合は、敵陣まで繋げた真田丸内ギリギリで計略を打ち、そこから攻城を仕掛けると言う形の運用が必要。 速度低下が発生すると幸村自身が走れないので家宝効果で補うか、そもそも幸村自身だけは真田丸の外で計略を使うかの2択。 計略カテゴリこそ「真田丸」だが、武家の主力として汎用的な全体強化。 戦場全体範囲で時間も長めなので、+4とはいえ追加効果度外視でそこそこのパフォーマンス。 今まで武家の屋台骨だった"宵闇の強襲"も+4だった事を考えれば様々なデッキを組める可能性がある。 備考 SSを除く3枚目の真田信繁/幸村。2枚目(真田家1枚目)の幸村の熟練度セリフ通り「覚醒」した大阪の陣での姿。 大坂夏の陣当時の年齢通り、熟練の将軍といった風貌。 冬の陣での、真田丸築陣とそこので大きな戦功、大阪の陣通しての様々な作戦立案など、 真田一族に漏れず、戦場全体を見渡しての戦術家として優れた素養を持っていたものの、 豊臣側は「臨時の雇われ部隊」が大半であり、連携不足の弱点が露呈していく。 そのため作戦の多くが頓挫し、最終的には幸村自身が最前線に立って戦わざるを得なかった。 3.10C 移動速度低下値減少(0.90倍→0.95倍) 3.10E 効果時間短縮(8.8c→8.3c) 3.10J 効果時間短縮(8.3c→7.9c) 3.20A 移動速度低下値増加(0.95倍→0.90倍)、効果時間短縮(7.9c→7.5c)---- 台詞 \ 台詞 開幕 運命よ、道を開けろ……ここは真田幸村が進む道だ! 計略 これよりは真田の領域! 我らが戦場を支配する! タッチアクション 逃がさん!! 撤退 命ある限り…… 復活 待ちに待った戦場(いくさば)だ 伏兵 - 虎口攻め そこか……見つけたぞ! └成功 最後の壁を越えたようだな 攻城 知らなかったか? 攻めこそ真田の真骨頂! 落城 この真田幸村が、最後の大輪を咲かせてみせよう 熟練度上昇 六文銭に賭けよう!
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※今の所、ボイスギャラリーに誤字のある場合があります (濃姫・蘭丸・光秀・ザビ・今川・北条・元親・秀吉・半兵衛) PC 前田慶次:基本 伊達政宗:基本 真田幸村:基本 武田信玄:基本 猿飛佐助:基本 豊臣秀吉:基本 竹中半兵衛:基本 長曾我部元親:基本 毛利元就:基本 織田信長:基本 濃姫:基本 森蘭丸:基本 明智光秀:基本 上杉謙信:基本 かすが:基本 前田利家:基本 まつ:基本 島津義弘:基本 本多忠勝:基本 いつき:基本 ザビー:基本 宮本武蔵:基本 NPC、英雄外伝PC 片倉小十郎:基本 徳川家康:基本 浅井長政:基本 お市:基本 本願寺顕如:基本 北条氏政:基本 今川義元:基本 英雄外伝NPC 松永久秀:基本? 直江兼続・五本槍
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戦国BASARA 真田幸村伝 【せんごくばさら さなだゆきむらでん】 ジャンル スタイリッシュ英雄(HERO)アクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3 発売元 カプコン 発売日 2016年8月25日 定価 パッケージ版:6,990円ダウンロード版:6,472円(全て税別) プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12才以上対象) コンテンツアイコン 犯罪、セクシャル、暴力 判定 シリーズファンから不評 ポイント 「烈伝シリーズ」の第1弾同時に事実上のシリーズ最終作真田幸村にスポットを当てた単発作品有料DLCレベルの内容でフルプライス 戦国BASARAシリーズ 概要 特徴 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 その後の展開 紅く燃えた、日ノ本一の生涯。 概要 『戦国BASARA』の新シリーズ「列伝シリーズ」の第1弾。タイトルの示す通り、真田幸村を主役にしている。 2016年は大河ドラマ「真田丸」の人気に便乗して真田家や幸村公を扱ったコンテンツが各方面からリリースされており、本作もそのうちの1つである(*1)。 特徴 本作はストーリーモード「真田幸村の生涯」と、サイドストーリー「前談秘話」に加え、サバイバルモード「真田の試練」の3つからなる。 「前談秘話」はストーリーを進めていくとシナリオが追加され、真田の試練はストーリーモードクリアで解禁される。 新武将には幸村の父の真田昌幸と幸村の兄の真田信之、さらに幸村と伊達政宗の子供時代、弁丸と梵天丸の2人が参戦する。 幸村と政宗はバトルスタイルを一新しての参戦となる。 プレイアブル武将はシリーズ最高の46人となり、真田幸村と伊達政宗は『皇』のバージョンも使える。 問題点 あまりにも定価に見合わないボリューム 真田の生涯についてはステージ数は10個、全10章構成。ムービー等によるストーリー描写は圧倒的に濃くなってはいるが、ステージ数の少なさを補うほどではない。ステージの長さや密度もそこまで濃くは無い。 『4』を「量は多いが水増しし過ぎて味がほとんどないスープ」とするなら、今作は「味は普通の濃さだが量が少なすぎるスープ」である。 普通に一周クリアするだけならば約2~3時間ほどでクリア可能。ボリューム的にはとても「長編」と呼べるものではない。『2』や『宴』の物語が各武将ごとに3~5章の構成であったことを踏まえると、「真田幸村の物語として"長編"」という意味ならば間違いではないのだろうが、その他の部分のボリュームがあまりに少なすぎる。 クリア後、「真田幸村の生涯」は好きな武将で楽しめるがムービーや台詞はそのままで固定される。加えて勝利演出も無い。 参考までに、同時期の『戦国無双 ~真田丸~』は全16章で1章毎に複数の合戦(*2)がある。 それ以外にも探索やキャラの育成、サブイベントと言ったRPG的要素も多数盛り込まれていた。同コンセプトの作品としてはあまりに差があり過ぎることが分かるだろう。 流用と手抜きが目立つ マップについては完全新規アセットのステージがほぼないといってよい。 ストーリーモードに登場するマップは一応完全な使い回しでこそないものの、マップの一部構成などを『3』及び『宴』や『4』及び『皇』から一目で分かるレベルで流用しており、新鮮味に欠ける。 第8章の最終盤に登場する空中回廊が『3』及び『宴』の帰雲城ステージほぼそのままであるのが最たる例。 その他多数において手抜きと流用が目立つが、下記参照。 前談秘話 本編の合間の出来事を描く物だが、内容は会話が終わるまで敵兵を倒し続けるか、敵武将を倒すだけの物がほとんど。会話と言っても多くのステージは操作キャラクターの独り言を聴くだけであるため、『4』の一騎討ち程度の薄い内容となっている。 元々はドラマCDのように台詞だけを収録する予定だった要素を、急遽ステージとして仕立て上げた経緯を持つ。そのため突貫工事で作られた感が目立つ。 会話15個に対し、ステージは12個しかない。元々想定されていた「台詞のみを聴くモード」もあるが、一部の会話はそのモード専用となっている。 このモードだけは自由にキャラを選択することができない。台詞が固定されているためならば「真田幸村の生涯」も同じなのだが。 「真田幸村の生涯」と違って全体的に難易度が高め。にもかかわらず難易度調整が出来ない。 型をフル強化しても敵武将が妙に固く、特に弁丸対昌幸の場合、弁丸の弱さに対して昌幸が固すぎるのが指摘される(*3)。 真田の試練 連続して60戦戦うルールで、1階層進むごとにプレイヤーはステージ開始状態に戻される。強化技が永続しないキャラは強化技をいちいちかけ直さなければならないが、敵が目の前にいるために容易ではない。 追加目標 階層ごとに定められたミッションをクリアすることで文銭が手に入るが、真田の試練の文銭獲得量は60連勝したことに対しての割合が大きく、僅かしか手に入らない追加目標は存在意義が薄い。 また、ヒット数を稼ぐ試練でこちらの攻撃力を上げ過ぎるとヒット数が稼げず達成不可能になってしまう場合もある。 全体的に少ない雑魚か、1vs2の敵配置ばかりなため、『2』の大武闘会などと比較すると面白みに欠ける。 アクション面の不満 新武将は技の数が『宴』手抜きキャラと同じで少ない。固有奥義が1つしかない上に、固有技・改もない。それに加え弁丸と梵天丸には固有奥義が無いどころか移動キー+△すらない。 ただ本作の場合は技の少なさよりも、それ以前に完成度の低さや粗が目立つことが指摘される。 政宗と幸村に関しては、全体的に火力が低く高火力技がない(*4)。旧キャラとの差別化の可能性もあるが、武将戦や厄介な兵種に対してはこれがかなり響いてくる。 固有奥義も攻撃判定発生までの隙がやけに多く、何とも使い勝手が悪い。動きと演出は格好良いのだが…。 また、無理に差別化しようとして待機やダッシュ、空中通常や空中特殊のモーションに違和感が出ている。 新バージョンのキャラに対して旧バージョンの衣装や武器を使用することはできない。逆もまた然り。スタッフ曰く「新キャラとして作っている」という発言から流用するのが難しいのだろう。 特に、やり込んでいくと肝心の主人公である幸村の練りこみ不足が目立つ。 天羽という敵に飛び回って追撃するという点が三成と被る。被るだけならいいが、問題は天羽を使わない方が安定する場面が多く、存在意義が薄い。 特に天羽から攻撃に移る点においてあまりテンポが良くなく、その間に被弾するといった場面が少なくない。天羽から派生する技にはヒット数が稼げる技が多く、まったく存在意義がないというわけではないが、高難易度では常に被弾しやすいというリスクが付いてくる。 また、天羽に派生するのは容易だが派生を流れ良く解除することは難しい。これが改善されていればあるいは…。 派手に飛び回ることは出来るが、アクションの幅が狭く他キャラと比べ手数はそう多くない。かと言って突出した強みがあるわけでも無いので、動きの派手さに反して地味なプレイになってしまう。 常時六爪で暴れられる政宗は幸村と比較すると有用な技が多く、長押し派生で暴れれば暴れるほど手が付けられなくなるコンセプトを体現して爽快感はある。 しかし、新モーションには政宗に合っているかと言われると微妙なものもあり、特性が宗茂と被るという意見もある。 違う技で同じモーションを流用していたり、他キャラのモーションを流用している、単調になりやすいなど完成度が高いとも言えない。 バサラ技は待望のHELL END DRAGON(『戦国BASARA X』の一撃BASARA技)だったのだが、足利義輝の旋盤之極の青龍をほぼそのまま流用している。 性能面にも問題があり〆のホワイトアウト中に無敵が切れる為、その間に被弾するということがあり得る。 当然といえば当然だが、技が少ないのもあって幼少キャラは弱く、かなりの苦戦を強いられる。梵天丸はまだしも弁丸はかなり弱い。 旧キャラの性能調整はほぼ行われていない。一部のキャラが微修正を受けた程度。 粋ゲージと小判と経験値に関わる技の効果を持つ武将が変更され、何故か半兵衛が下方修正された。上方修正については下記参照。 下記の評価点の通り、一部の武将の専用型が変更されたが相変わらず信玄の専用型で風林火山が永続しない。 一応、固有奥義では解除されなくなったが根本的な問題の解決とはなってない。奥義で解除されなくなったのも専用型による効果でありデフォルトではない。信玄の素の性能を考えるとデフォルトで解除されなくて当たり前だというのに。 型 新システム「型」「武心システム」が使いづらい 「型」は前作の銘と武器強化を1つにしたものに相当し、様々な用途に分けられ、それを必要に応じて装備する事が出来る。「文銭」を払うことで新しい型を手に入れたり強化する事が出来る。そのため今作も常に金欠になりやすい。 何より、今回は武将が46人もいるため、全ての型を手に入れ、各武将の主力になる型を最大まで強化するには相当な額が必要になる。 型のコンプリートがトロフィー所得条件にあるので、トロフィー狙いなら無視も出来ない。 一応、稼ぎ場所として真田の試練が用意されているため、腕のあるプレイヤーならばそれほど苦労はしない。この点は、バサラでは珍しく初心者プレイヤーに厳しい仕様になっている。 『4』及び『皇』の銘システムは手間がかかり過ぎてはいたが、型システムは逆に自由度が圧倒的に足りない。 パラメータはレベルのみに依存し、型の効果を自由に組み替えるといったことはできない。 これにより過去作で可能だった専用効果と属性効果の同時発動は不可能になっている。また、型レベルを最大まで上げてもほとんどの型はパラメーターが1500まで到達しない。 打札複数がゲームバランスを壊していたため、制限して逆にバランスを整えようとしたのだろうか。 しかし本作で有用な型は属性型、専用型とその他ごく僅かであり、それ以外の型を選ぶ意味が薄いという点ではバランスが取れているとも言い難い。 また、強化することはできるが弱体化させることはできない。 武心 「武心」は青ゲージ(体力ゲージ)のある敵兵を倒す事で溜まって行き、溜めた量に応じて型に付けられたスキルが発動する。 つまり型の効果が発揮できるのはステージ終盤くらい、ということになる。これでは型の本領を全く発揮できない。 また、一部を除き効果自体も銘や装具の発動に枷をかけられているだけであり、武心を溜めて強くなるというよりは武心を溜めてようやく本来の力を出せるといった面が強い。 全ての敵を青ゲージにする武心伝心を発動させるには、ステージ中にある青い箱から伝心玉を取得するしか方法がない。粋の至りのようにゲージを溜めるといったことはできない。 武心伝心自体の効果も粋の至りから攻撃面の強化を取り除いた性能となっており、発動頻度を考慮すると実質下位互換といってよい。 キャラクターの扱いにおける明確な格差と過去作品との矛盾 今作はプレイアブル武将が46になったがストーリーに出てくる武将は20名程度。 ストーリーに出てきても大体、1回くらいでフェードアウトしてしまう。扱いも「ただ出てきただけ」程度の物ばかりであまり良くない。 前田利家と柴田勝家は織田軍の武将として登場する程度。 勝家は怪王の頃のように野心をたぎらせているためギャップが非常に激しく『4』の暗いネガティブな性格を感じさせないキャラに違和感を覚える事もある。 史実では幸村と共に戦った後藤又兵衛は相変わらず黒田官兵衛を完全に見下している上、ストーリー上の扱いも乱入してくる小物扱いになってしまった。 ただし、「政宗に引導を渡されるも最後に名前を呼ばれ、彼が自分のことを覚えていたという事実に対する歓喜の声を上げて息絶える」という結末は、『4』で描かれた政宗との因縁に一応の決着を付けるものであり、『4』のエンディングとは別の形で彼の抱える承認欲求が満たされ報われたとも言える。 北条氏政が今作で復活、織田の恐怖に怯えながら、過去の栄光を棄ててでも北条家を守ろうと奮闘する。風魔小太郎との掛け合いも健在。 戦闘でも北条家の歴代当主の顔出しパネルの裏で腰にお灸を当てるというコミカルな演出が目立つ。 だが、敵武将でありプレイアブル化は無かった。本作の手抜きぶりからすれば技の追加や汎用台詞の新規収録の必要性がほとんど無いにもかかわらず。 これまで幸村を支えていた猿飛佐助は出番が激減、黒田官兵衛は史実要素がほとんど無いギャグキャラクターのような存在になっているなどキャラクターの扱いに大きな格差がある。 登場しない武将は台詞でフォローされる場合があるが武田軍のライバルで関ヶ原の戦いにも関わる上杉軍は全くストーリーに絡まず台詞でもフォローされない。 武田勝頼が専用キャラでゲーム中に出るが台詞も無くほとんど映らないために存在感が全くない。 新キャラクターである真田昌幸に至っては参戦そのものが古参のファンから困惑されている。 と言うのも、過去にドラマCDにて「真田昌幸は幸村が幼少期に戦死している」という史実を無視した設定が明かされている。 スタッフの間で整合性が取れていない、これまで作中にて史実の流れを公然と無視してきたこととの矛盾が、顕著に表れたとも言える(*5)。 ストーリー面での問題 シリアス一辺倒になったストーリー。 第1章の弁丸と梵天丸の出会いは比較的軽い作風で描いているがそれ以降は非常にシリアスな作風になっている。シリーズ恒例のパロディ台詞もすっかり無くなってしまった。 そのため随所に入る『戦国BASARA』らしい吹っ飛んだ演出がどうしても浮いてしまう結果になってしまった。 今回は「史実重視」を謳っているが、所々に『戦国BASARA』独自の設定が入る為、どうしても史実とかけ離れているイメージしかない。 話の流れも10章しかないせいか、2章でいきなり信玄が死んで武田が壊滅しているという急なストーリー展開になっている。 また、ストーリーも全体的に見ると、つじつま合わせの無理な展開が見受けられる。 中でも5章の流れが明らかに浮いている。幸村と政宗が再び邂逅する故に必要なシーンではあるが…。 + ネタバレ注意 真田が豊臣に服属し、幸村は豊臣方として小田原攻めに参陣。政宗は豊臣の天下統一に待ったをかけるべく決死の覚悟で出陣した。 幸村は幼少期の縁がある政宗を助命するために彼のいる秀吉のもとへ向かう…という筋書きなのだが、竹中半兵衛から何故か豊臣に従わなければ政宗は助けないという条件を出され、半ば強制される形で幸村はそれを飲んでしまう。 配下に対して配下になれってどういうことなの…。 一応、小田原攻め当時の真田家は昌幸が亡き信玄との友誼から武田家滅亡後も武田への忠義を捨てていないという設定である。 そのため、「家を守るために従っているに過ぎない真田家にはっきりと豊臣への忠誠を誓わせるため」と取れなくもないのだが、当の幸村本人が当初から豊臣に協力的な態度を取っているため、威してまで忠誠を誓わせる必要性がいまいち見えない。 せめて、真田軍の一般兵士が豊臣への従属に抵抗を覚えている描写や、半兵衛が昌幸ではなく幸村を追い詰めた理由(*6)について説明があれば流れの不自然さはかなり軽減されるのだが…。 幸村が豊臣への忠義を誓ったという出来事は終盤にも影響を及ぼすのだが、その起点となる小田原攻めの流れがこの通り明らかに不自然であり、プレイヤーの感情移入を阻害してしまっている。 このあたりの話は「前談秘話」で語れる要素であるにもかかわらず、そういったフォローも一切ない。 本作のストーリーの骨格はシリーズディレクターの山本真氏が担当している。後にディレクターの野中大三氏は「真田十勇士が出て来るハチャメチャなストーリー」を考えていたがシリアス路線のシナリオを見た時「裏切られた」と発言している。もちろん「いい意味」でだろうが。 また、ストーリーの結末は…。 + ネタバレ注意 兄・信之との対決を経て、乱世を生きた者達の魂と真田の六文銭を彼に託した幸村は、「ただ1人の武人として戦ってみたい」と告げて徳川の大軍勢に飛び込んでいく。そこで主題歌「Committed RED」とスタッフロールをバックに最後の戦闘が始まる。そしてスタッフロールが終わると、徳川の兵に囲まれた幸村は膝を付きつつも叫びながら再び立ち上がり、「完」の文字が出て終わる。 ラストシーンの様子から遅かれ早かれ斃れる事は窺えるが、「真田幸村の生涯」と謳いつつその最期までは描かれていないのは些か疑問を禁じえない。プレイヤーのカタルシスに配慮した面もあると思われるが…。 DLCの品ぞろえ 前作は20着近くあったDLC衣装だが今作の新規衣装はわずか6着。 しかも真田家の衣装は誰をターゲットにしたのかわからない鬼のような禍々しい物。公式は「ドリフの雷様」のコントをモチーフにしたと語っているが、お笑い要素は皆無でネタも古い。配色もドリフは「赤・黒・緑」なのに本作の方は「赤・青・緑」になっているため元ネタに忠実とも言えない。 前作に引き続き新日本プロレスとのコラボ衣装もあるが本作は政宗の1着のみ。 他にもシリーズ主題歌やT.M.Revolutionの楽曲を購入してゲーム中に流す事も出来るが、過去作の武将のテーマソングやステージ等のBGMは用意されていない。 その他 戦闘中の撃破数の表示が無くなり、これまでの小判に当たる「文銭」が大きく表示されるようになった。 撃破数自体はメニューを開けばいつでも確認可能で50人撃破ごとのテロップは通常通り出現するため、何の為にこのような変更を行ったのかは不明である。 本編ステージ中の汎用台詞が無くなった。プレイヤー武将どころか一般兵の汎用台詞すら無い。真田の試練も武将の台詞はほぼ『皇』からの流用である。 OPムービーは大半がゲーム中のムービーを編集した物の為に出来は今一つである。 地味な点だが、本作では2人プレイはできない。ステージ構成上仕方がないか。 戦友システムも廃止された。一応、合戦中に操作キャラを切り替える事が出来るステージは存在する。 賛否両論点 新武将のデザイン 真田昌幸は「奇術師」の異名を持つだけあってシルクハットを思わせる帽子をかぶっているため、手品師っぽさとしてはまだ雰囲気が出ている。 問題は真田信之。なんとツインテールのような髪型になっている。しかも筋肉質な肉体で非常にゴツいキャラとなっているためギャップが激しく、「単純に気持ち悪い」と拒否反応を示す声も聞かれた。 それだけにボスとして出てきた際の迫力はそっちの意味で十分あるのだが。 ちなみにこのデザインについては「真田と徳川という"2つの家" (あれっ武田は?) に仕えることを示す"2つの髷"」「"信濃の獅子"のイメージ」と語られている。実際毛髪量は凄く、その意味で獅子っぽさは出てはいる。 また、幸村の新しいデザインの上着(最終決戦用衣装)の背中には十字架状に並び替えられた六文銭が描かれている。 この衣装、最終章でライバルである政宗から譲られた白装束が変化したものであることが明かされるため、その背中の金の十字架に合わせたと思われるが、普通に六文銭を上から重ねるだけでも良かったのではという声が多い(*7)。 NPCの強化 全体的に思考ルーチンが強化され、さらに仲間と連携して色んな技を連携して多用してくるようになった。 特に秀吉あたりが分かりやすいか(*8)。 皇では直虎や風魔などがまれに行うだけだった固有技・改をコンボ中に使用してくる上、今までNPCが使用してこなかった光秀の絶頂といった強化技も当たり前のように使用してくる。それに加えて一部のNPC武将はNPC専用技(*9)まで使用してくる。 敵武将の体力がストック制になった。一本削る度に強制ダウンし復活してくるため、一気に倒す事は出来ない。 ストックが減ると強化状態になったり、敵専用技を使うようになる武将もいる(*10)。これらの仕様により武将戦の手応えが増した。 その為か、攻撃力や防御力が低い武将を使っている場合はストレスがたまりがちである その一方で、鬱陶しくなったという意見もある。 例えば武将復活だが、いちいち敵武将にアップが入るためテンポが悪く、また相手が有利な状態で強制的にコンボを抜けられる。 硬直が長い技によってはカットイン→復活→被弾確定もあり得る。せめて3本能寺信長のように復活中もプレイヤーが動ければ軽減されたはず。 バサラ技は低難度でも撃ってくるようになったが、体力ストックがあるとバサラゲージが溜まらないのが救い。 本作は全体的に1vs2~3の敵武将戦が多い。これが復活とも敵武将のルーチン強化とも噛み合っておらず、かなり鬱陶しい。 BGM 本作のシリアスな作風に合わせた為、オーケストラ調のBGMが全体を占めている。ロックや和風やコミカルなど多種多様なBGMがあった過去作に比べるとやや大人しくなってしまった。 それでも曲自体は評価されている。特に中盤で流れる昌幸の心中をイメージした「心」や真田幸村のテーマをアレンジした「真田丸」など聴く価値のある曲は多い。 『4』のBGMは一曲も続投していない。『4』の武将が全員参戦しているのだから欲しかったところ。 その他 UIのデザインが全体的に地味になっている。体力表示などは見やすくなっているが、ヒット数表示は地味になりすぎている上、色が薄いので見やすいとは言えない。 アイテムを取得した際の表示が中央からわずかに画面下に逸れて見やすくなったが、相変わらず表示時間は長すぎるままで改善したとは言い難い。 ナレーションはシリーズでお馴染みの渡辺英雄氏から武田信玄役の玄田哲章氏になった。 一部キャラクターの固有奥義の並び順が変更されている。何故変更したのかは不明。 固有奥義の並び順は自由に設定できるため、気に入らなければ元に戻せるのが救いか。 評価点 アクション面の改善 秀吉にダッシュ通常技が追加された(モーションは通常技4の流用)。どう考えてもNPC強化目的です本当にありがとうございました。 一部キャラクターの攻撃を当てた際のヒットストップが緩くなった(特に信長あたりが顕著)。 技カメラをオフにすることで、鬱陶しい〆のカメラ移動も無くすことができるようになった。 バサラ技中にヒット数が途切れなくなった。 一部専用型の効果が変更され、改善された。 天海は『宴』の体力減少無し絶頂が復活し、さらに『皇』の効果も併せ持つようになった。 直虎は武心の取得量上昇の効果が追加された。ちなみに真田の生涯では男性武将しか出ないためデメリットが無いに等しい。 新武将のアクション 幸村に比べると昌幸、信之はそれぞれ設定を生かした技や性能となっている。 昌幸は瞬間移動が可能な技や多数の敵を巻き込む技などトリッキーな物が多く多彩な戦い方が可能。バサラ技は信玄の石像を召喚するというド派手な物。 信之はパワーファイターの如く動きは遅いがその分、高い攻撃力を持ち敵を梯子に引っ掛けて拘束できる。 固有技はボタン長押しによる派生が可能であり、それを繋げて行く事で強化固有技が発動する。 一度巻き込めば拘束したまま追撃できるため、対複数武将戦でも意外と優位に戦える。キャラ特性が秀吉と被り気味なところはあるが。 上記の幸村と政宗も、一新されて雑魚戦自体はかなりこなせるようにはなっており、決して全部駄目というわけではない。技が追加され練りこみ不足が解消されれば良キャラになれる可能性はあり、土台はできている。 マンネリ化や新規武将とのアクション格差からアクションの一新を望んでいたプレイヤーの声に応えようとした姿勢自体は評価できるだろう。 一新したという割には旧バージョンのモーションが流用されている部分があるが、それに関してはあまり否定的な意見はない。 ステージ面 全体的に直線的な構成に見直され、ある程度進むと後戻りができなくなるなど一般的なアクションゲームに近くなった。 シリーズ中では『2』までのステージ構成に近い。 『4』と比較すると雑兵の湧きが多くなった。 『4』が少なすぎただけとも言える。無双ゲーとしては平均的なレベル。 陣大将が全く登場しないため、陣取りによるストレスはない。 使い回しであるが小田原城もステージとして登場。豊臣に支配されている設定だがボスの居る場所には北条の家紋が飾ってある。 真田の生涯は単独で出陣できる。意外なことだが、ステージやプレイヤー武将、アイテムやタッグ、戦友といったものに一切制約なく単独で出陣できるのは何気にシリーズで初だったりする。 真田の試練について 問題点はあるが連勝すればするほど報酬が高くなっていく。内容は単調だが簡単にこなしていけるのは救い。 30連勝で50000文、60連勝で666666文も獲得できる。これだけでもすごい金額になるため十分に金策になる。 時間制限があったり60戦連続で戦わなければならない上、30戦以降は敵武将が2人出て来るため勝ち進むのは厳しいため、しっかりとした準備をしなければならないという欠点もある。 目玉要素である武将復活とバサラ技を使用してこないため、強キャラで挑むと少々物足りない。それでも弱キャラだとしっかり歯応えがあるため妥当なところといえる。 なお、この真田の試練の終盤では作中で唯一となる信玄と昌幸のやり取りを見ることが出来る。 その他 声優も真田昌幸には大塚芳忠氏、真田信之には細谷佳正氏とキャラのイメージにピッタリ合っている。 幸村と政宗については、担当声優の保志氏・中井氏が幼少期(弁丸・梵天丸)の声も演じている。かといって無理に演技しているような印象はなく、きっちり演じ分けがされている。 PS3との縦マルチという事もありポリゴンの角張りが目立つが、グラフィックは一応向上している。 BGMは上記の通り旧作と雰囲気が変わっているが、OP主題歌『Committed RED』はお馴染みのT.M.RevolutionによるBASARAらしい楽曲で安心感がある。 ただ、今回は『1』同様にED主題歌が無く、EDでも『Committed RED』が流れる。この辺りも本作の突貫工事感を助長してしまっている。 なお、EDのシチュエーションにはよく合ってはいる。 武器と衣装が成長システムと独立して装備可能になり、手軽に選択できるようになった。 衣装を変更することで第1武器が変化する場合は、新たに衣装合わせという項目が追加され、第1武器と両立できるようになった。 前作までのDLC衣装は『テイルズ オブ ゼスティリア』と「新日本プロレス」以外はゲーム中で全て手に入る。 天海の衣装に完全な明智光秀の衣装がようやく追加。「明智光秀」の衣装を着た「天海」の衣装も続投している。 シリーズお馴染みのネタ武器も、本編クリアと同時に全員分解禁されるのですぐに入手できる。 ボリュームのなさ故かトロフィー制覇は短い時間で可能。「愛MAX」や「Thank you for playing」といった面倒な条件(*11)もない。 総評 『3』での不謹慎な設定や『4』以降の作品の出来、留まることなく悪化していく小林Pの横暴な振る舞いに対してファンの不満が募る中で発売された本作。 だが、大河ドラマへの便乗でしかなくクオリティも突貫、というより作りかけのような出来栄えになってしまった。 ストーリーの描写不足に加えアクション面にも手抜きが見受けられる部分があり、加えて育成システムやボリュームも全く満足できるような物ではない。 ただし、アクションの骨格自体はしっかりしており大きなバグが無い等、フルプライスだからこそ評価が落ち、ミドルプライスならば値段相応程度の評価に落ち着いていたと思われる。 だが、『戦国BASARA』シリーズへの不信感が高まる中で失敗は到底許されるものではなく、本作は公式に対するさらなる失望を生み、益々ファン離れを加速させることになってしまった。 噴出する不満が溢れ続けた本作が決め手となり、ゲーム製作もシリーズも完全に途絶え『戦国BASARA』シリーズは完全に終焉を迎えたと言わざるを得ないだろう。 余談 売り上げは初回出荷分だけで2万7千本(PS4/PS3版の合計)。消化率30%程度というデータも話題となった。 公式が「買ってくれないとシリーズが続きません」とネット上で催促していたが、Amazonなどの本作のユーザーレビューでは公式のこの発言に対しては、「この程度ならもうシリーズを終わらせてくれて構わない」「むしろもう出さないでほしい」と否定的な意見が多く見られた。 この影響かは不明だが必死の呼びかけも届かず、公式もシリーズに見切りを付けたのかもしれない。 幸村と政宗の新アクションがお披露目されたPV第1弾では、非常に多くの敵兵が湧いておりファンを歓喜させたが、製品版では悲しいぐらいに少なくなっている。 攻略本は全46キャラクターのキャラクター性能を水増し気味に紹介したり、今までなら個別の書籍として発売されていた「オフィシャルコンプリートワークス(設定原画集)」及び「台本全集(台詞集)」と纏めて一冊にすることで定価相応のボリュームになっており、なかなか見応えがある。 特に『皇』の攻略本でぼかし気味だった技の細かい性能(主に数値面)が一部記載されているなどなかなか有用な面もある。 余談だが真田信之の衣装の初期案は、製品版よりも遥かに一般受けしそうなものになっており、どうしてこうならなかったと嘆かれている。 本作でもタイアップ宣伝を大々的に行っており、映画『真田十勇士』とのタイアップ(*12)や初音ミクとのコラボレーション企画(*13)を行った。 長野県上田市と行ったイベントやグッズ販売は好評で、地元の上田商工会議所はカプコンに感謝状を贈った。 発売後、ネット番組である出演者が「大河ドラマ『真田丸』主演の堺雅人氏が『戦国BASARA』の真田幸村を役作りの参考にしている」という発言があり話題になっていたが、後に本人がこれを否定していたことが伝えられている。 実際に参考にしていたのは『戦国無双』の幸村であるとのこと。なお、同シリーズは大河ドラマと正式にコラボした『戦国無双 ~真田丸~』という作品を開発・発売している。 こちらは本作と対照的に評判は良い。 その『戦国無双 ~真田丸~』の発売日前日の11月22日にカプコンは本作の大盤振る舞いセールを行った。発売して3か月も経たないのにセールを行うのは異例である。 本作のメディアミックス作品はほぼ無く、アンソロジーやコミカライズも無い。舞台版も2016年から『斬劇』というアクション面に主眼を置いた独自路線に進んだ。 ただし、2018年12月に行われた『斬劇』の公演は一部設定が本作に準拠しており(*14)本作と同じデザインの梵天丸と弁丸が回想シーンに登場するなど、なかったことにされているというわけでもない ダウンロード版の本作の容量は約13GB。『皇』は約30GBと半分以下となってしまっているが、この内容の薄さではむしろ納得か。 その後の展開 2017年に『戦国BASARA』シリーズ公式LINEの開設や『電撃マ王』にて山本真氏が監修した漫画が連載されたりコラボイベントを多数開催した。 2018年には公式アンソロジー『学園BASARA』がアニメ化。あくまでアンソロジー作品で原作とは一切繋がっておらず、前に放送した『戦国BASARA Judge End』からの評判の悪さと完全に戦国モノで無くなったことにファンは失望。再び酷評を受けてしまった。 評価が芳しくなかったためか『学園BASARA』を最後にアニメ展開は終了した。 2019年6月24日には新作スマートフォンアプリ『戦国BASARA バトルパーティ』の配信がスタート 本作の新武将の昌幸、信之、弁丸、梵天丸も登場している。 しかし致命的なバグや不具合の多さに評価を下げ続けた結果、2020年12月21日に1年半という短期間でサービス終了。『戦国BASARA』シリーズのゲームはこれが最後となった。 2020年には舞台版が新型感染症の影響で3月公演予定の新作公演が中止。以後新作の発表は無く事実上の終了となってしまった。 2021年以降はカプコンもシリーズ展開に限界を感じたのか現在は外部作品や観光名所とのコラボ、漫画(*15)・企画展・グッズ中心の活動のみで2022年5月31日には公式ファンクラブが閉会したことでメディア展開が縮小。 当時のプロデューサーである小林Pは『ファミ通』にて「15周年記念に向けて温めているネタがある」と新情報らしき発表するような宣言をしていたが、実際の内容は観光名所やコラボカフェなどといった小規模な発表だけでゲームについては一度も触れなかった。 個人のTwitterでも別作品の宣伝ツイートの拡散やプライベートでの投稿が中心に活動していたことに一部ユーザー達の間で「開発から退いたのでは?」との噂があった。 そして、その大方予想通りに2022年8月12日で小林Pが同年3月でカプコンを既に退社したと発表。そして中国のゲーム会社であるNetEaseに移籍したことも明かした。 退社理由は不明だが事実上シリーズを支えた責任者がいなくなった事で今後の展開は絶望的になった。 なお、本作のラストは「幸村の最後の戦いを以って戦国乱世は終焉を迎えた」という形で終わる。真田幸村の生涯を描くストーリーならこの結末を迎えるのも必然なのだが、結果として「シリーズ最終作」に説得力が出てしまう状態になってしまった(*16)。
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真田幸村の章・第三話「忍城攻め」 真田幸村の章・第三話「忍城攻め」あらすじ 戦況(解説者 稲姫) 勝敗条件 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 幸村ら 若き勇者の活躍で上田城は守られた。 真田の力を認めた家康は、 本多忠勝の娘・稲姫を 幸村の兄・信之に嫁がせる。 一方、 天下は秀吉に帰そうとしていた。 真田家をはじめ、 諸国の大名がこれに従い、 抵抗の構えを見せていた伊達も 膝を屈する。 残るは小田原・北条のみ。 秀吉は 諸大名に呼びかけ討伐軍を起こすと 大軍をもって布陣した。 北条方の忍城を囲む軍勢には、 幸村、真田家に輿入れし、 義姉となった稲姫、 そして 上田を共に守った仲間の姿もあった。 戦況(解説者 稲姫) 私たちは北条の支城・忍城を水攻め中です。 戦況は圧倒的に味方が有利。 しかし、敵は抗戦を続けています。 ここにいたってもまだ諦めないだなんて…。 敵の総大将は、あの北条氏康公だし、 甲斐姫もいるから何をやってくるか不安ね。 とにかく、さしあたっては 当面の敵・北条氏邦を倒しましょう! 今日は稲も、あなたの義姉として 恥ずかしくないよう頑張ります! 幸村、活躍、期待していますね。 共に戦い、共に生きて 勝利の喜びを分かち合いましょう! 勝敗条件 勝利条件 北条氏康の撃破 敗北条件 石田三成と稲姫いずれかの敗走 武将データ 豊臣軍 備考 北条軍 獲得 備考 石田三成 総大将 北条氏康 なし 総大将 島左近 甲斐姫 装備品 ミッションNo.4の撃破対象 真田幸村 プレイヤー 成田長親 装備品 撃破効果No.4の撃破対象 伊達政宗 北条氏照 巻物 撃破効果No.1の撃破対象 前田慶次 北条氏邦 素材 ミッションNo.1の撃破対象 直江兼続 伊東政世 素材 稲姫 敗北条件撃破効果No.1発動で効果あり 千葉直重 巻物 撃破効果No.2の撃破対象 大谷吉継 皆川広照 素材 撃破効果No.3の撃破対象 長束正家 笠原政尭 装備品 佐竹義宣 風魔小太郎 装備品 ミッションNo.1終了後に出現ミッションNo.2の撃破対象 宇喜多秀家 撃破効果No.2の発動条件 酒巻靱負 素材 ミッションNo.2終了後に出現 吉川広家 柴崎和泉守 素材 池田輝政 撃破効果No.2発動で出現 正木丹波守 素材 浅野長吉 北条氏光 素材 中村一氏 北条氏房 素材 くのいち ミッションNo.3達成後に出現 壬生義雄 装備品 松田直秀 素材 上田憲定 素材 原胤長 素材 イベント シナリオ開始直後、ムービー「政宗参陣」が流れる。 風魔小太郎を撃破後、ムービー「忍城・甲斐姫」が流れる。 堤防の決壊により、ステージの地形が変化。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 北条氏邦を撃破せよ! 達成後、風魔小太郎が出現 No.2 風魔小太郎を撃破せよ! 達成後、堤防が決壊し、水没していた地面が現れる豊臣軍は甚大な被害を被る北条軍援軍が出現し、豊臣本陣へ進軍開始 No.3 豊臣本陣を攻める敵を殲滅せよ! 敵武将が残り3名になった時点でミッション対象の印が出現達成後、くのいちが出現し、忍城を急襲忍城がすべて開門 No.4 甲斐姫を撃破せよ! 達成後、忍城二階の門が開門 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 体力ゲージが赤い状態で北条氏照を撃破 稲姫の防御力が一定時間上昇 No.2 宇喜多秀家の敗走前に千葉直重を撃破 池田輝政と浅野長吉と中村一氏が出現し、豊臣本陣を防衛 No.3 豊臣本陣にいる状態で皆川広照を撃破 石高を獲得 No.4 豊臣軍の武将数が9人以上の状態で成田長親を撃破 素材を獲得 赤大 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 大盛御飯 黒漆太刀 戦草鞋 戦草鞋 参 黒漆太刀 黒漆太刀 戦草鞋 戦草鞋 陣太鼓 蒔絵印籠 攻略アドバイス 堤防決壊後の北条軍の増援の勢いは凄まじく、味方の潰走はまず避けられない。 陣太鼓で味方の防御を強化し、戦草鞋で迅速に行動しよう。 全撃破効果を狙うには風魔にわざと赤ゲージにしてもらい、撃破効果No.1を達成。 その後宇喜多の敗走に注意しながら撃破効果No.2を達成。 ついでに撃破効果No.3対象である皆川広照を残して、 残る敵将を一掃した後に風魔を撃破すると楽。 後は味方の敗走に警戒しつつ敵の猛攻を凌げばいいだろう。 または北条氏邦を放置して他の武将と詰め所を制圧しつつ、 撃破効果No.1~3を達成してからミッションNo.1を達成する。 堤防が決壊した後は陣太鼓を使い敗走しそうな武将のフォローに回ろう。 詰所を制圧していれば一斉攻撃のとき多少は足止め効果が期待できる。 ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 三方ヶ原の戦い 上田城の戦い 忍城攻め 沼田城の戦い 大坂の陣